○ 第207回国会は、16日間の会期で令和3年12月6日に召集され、12月21日に閉会いたしました。
○ 今国会では、令和3年度補正予算が成立した他、衆議院提出法律案2件、内閣提出法律案2件が成立しました。
○ 成立した法律案は、「令和三年度子育て世帯等臨時特別給付金に係る差押禁止等に関する法律案」等、次の通りです。
【衆議院議員提出法律案】
〈令和三年度子育て世帯等臨時特別給付金に係る差押禁止等に関する法律案〉
・ 令和3年度子育て世帯等臨時特別給付金の支給の趣旨に鑑み、
・ その支給を受けることとなった者が自ら令和3年度子育て世帯等臨時特別給付金を使用することができるようにするため、
・ 令和3年度子育て世帯等臨時特別給付金について、
・ 差押えを禁止する等の必要があるためである。
〈国会議員の歳費、旅費及び手当等に関する法律の一部を改正する法律案〉
・ 議長、副議長及び議員の歳費の月額について、
・ 令和4年7月31日までの間、
・ 2割削減することとする必要があるためである。
【内閣提出法律案】
〈地方交付税法及び特別会計に関する法律の一部を改正する法律案〉
・ 地方財政の状況等に鑑み、
・ 令和3年度に限り
・ 臨時経済対策費及び臨時財政対策債償還基金費を設けるとともに、
・ 交付税及び譲与税配付金特別会計の借入金を減額する等の必要があるためである。
〈特定高度情報通信技術活用システムの開発供給及び導入の促進に関する法律及び国立研究開発法人新エネルギー
・産業技術総合開発機構法の一部を改正する法律案〉
・ 情報通信技術の進展及び我が国を取り巻く国際経済環境の変化等に伴い、
・ 特定高度情報通信技術活用システムに不可欠な特定半導体が我が国の技術の向上により国内で安定的に生産されることが我が国に
おける産業基盤を整備する上で重要であることに鑑み、
・ 特定半導体生産施設整備等に係る計画認定制度の創設、
・ 認定特定半導体生産施設整備等事業者に対する
・ 国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構による助成等の措置を講ずる必要があるためである。